単純移動平均線
計算式
単純移動平均(n日)=(c1+c2+c3+c4+c5+…+cn)÷n
※ cn=n-1日前の価格。c1=当日価格。

説明

移動平均の考え方は、日々の激しい値動きを排除し価格をなだらかにし、トレンドの方向性をつかむことにあります。この単純移動平均は、一定期間(n日間)の価格を平均したもので、一般的に移動平均といえば、単純移動平均のことを指しますが、これからの応用が数多くあります。
※ 参考:移動平均グループ

使い方の例
価格は終値を使うことが一般的ですが、始値、高値、安値を使うこともあります。移動平均の期間は一般的に20日間を用いますが、短くすると敏感に、長くすると鈍感になります。代表的な移動平均線に期間の長いもの(長期線)と短いもの(短期線)の2本の移動線を引いた「グランビルの法則」が有名です。1本〜3本の移動平均線を下値支持線、上値抵抗線として使うことも有りますし、特殊なものに変位移動平均線がありますが、これは移動平均をN日間先行させたものです。(指標の設定にて、「シフト」のパラメーター部分にNを入れると、この変位移動平均線になります。デフォルトでは、0になっています)。

グランビルの法則

ここをクリックし、図解といっしょにご覧になられると一層分かり易くなります

<買いシグナル>

  1. 長期線が長期下降から横這い(上昇)している状況で、短期線が長期線を上抜いた時。(ゴールデンクロス) 
  2. 長期線が上昇中に、短期線が長期線を下回った時。 
  3. 長期線が上昇中に、短期線が長期線に向かって下降してきたが、長期線を下回ることなく再度上昇に転じた時。 
  4. 長期線が下降中に、短期線が大きくかけ離れて下落している時。(短期的な自律反騰の可能性)

<売りシグナル>

  1. 長期線が長期上昇から横這い(下降)している状況で、短期線が長期線を下抜いた時。(デッドクロス)  
  2. 長期線が下降中に、短期線が長期線を上回った時。 
  3. 長期線が下降中に、短期線が長期線に向かって上昇してきたが、長期線を上回ることなく再度下降に転じた時。
  4. 長期線が上昇中に、短期線が大きくかけ離れて上昇している時。(短期的な自律修正の可能性)    

※ 1本だけの線を引く時は、長期線を中期線に、短期線を価格に置き換える事が可能です。